何気なく過ごす毎日の見慣れた風景に、ある日突然、非日常な時間になったら楽しいよね。

Hisaya-odori Parkでは、そんな“記憶に残る風景“をつくるべく、春から秋の間に、月に1度、芝生の上の野外映画館「ヒサヤシネマ」を開館しています。

先日4月12日の上映は、気づけば第20回目。

リピートで訪れてくださる方も少しずつ増え、町の風物詩として、この場所に根づきはじめてきたような手応えを感じました。

この日は、春の夕暮れと満開の桜に包まれながらの上映。

冷たい空気も忘れてしまうような、美しい時間でした。
上映作品は「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」。
おいしそうな映像とあたたかいストーリーが、空の下でいっそう心に染みました。


image

今回印象的だったのは、研修で名古屋に滞在中!という新入社員の方たちが同期全員で参加してくれたこと。
新社会人の思い出づくりにつながって、僕たちにも楽しい思い出がひとつ増えました。
さらには「自分たちの町でも、こうした野外映画上映会をやりたい!」という相談に来てくれた方々も。

見慣れたまちの景色が、外国を旅したようなひとときになる。
その記憶の断片が、何年経っても色褪せない、久屋らしさ、名古屋らしさにつながると感じています。

春になり、Hisaya-odori Parkや栄のまちには世界中からたくさんの人が訪れています。
これからも、公園だからこそ生まれる笑顔の瞬間を、丁寧に育てていけたらと思います。


image2

次回のヒサヤシネマは、5月10日(土)!
月に一度の『ヒサヤマーケット』とコラボレートして「人生フルーツ」を上映予定。
この日は、毎年恒例の郡上ODORIも開催など、朝から夜まで、1日まるごと楽しめる日になりそうです。

それではまた、公園で会いましょう。

(Hisaya-odori Park DESIGN CENTER/大倉アキラ)