名古屋の真ん中で、野外映画を楽しむ「ヒサヤシネマ」
Hisaya-odori Parkの開園4周年を記念したスペシャルバージョン!
食べることと、自然、そして生き方を考えるドキュメンタリーを上映。
映画にちなんだゲストを交えたトークセッションも開催します。


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©2024 アリス映像プロジェクト/Ama No Kaze

「おいしい革命家」アリスのはじまり
1971年、カリフォルニア州バークレーにアメリカで初めて、地域の農家と食べ手を直接つなぐフランス料理店「シェ・パニース」が開店した。旬を生かした料理と気取らないあたたかさで客をもてなし、予約の取れない人気店となった「シェ・パニース」。その在り方はのちに「地産地消」「ファーマーズ・マーケット」「ファーム・トゥ・テーブル」というコンセプトに発展し、世界中で知られるようになる。そんな「シェ・パニース」のオーナーの名前は、アリス・ウォータース。半世紀をかけて、世界中の料理人と教育者に影響を与え、「オーガニックの母」「おいしい革命家」と呼ばれるようになった。

日本の給食や生産者、料理人との出会い
2023年、アリスの集大成となる書籍『スローフード宣言 ー食べることは生きることー』(海士の風)の出版1周年を記念して、著者来日ツアーが開催された。アリスが日本各地を訪れ、学校給食を味わい、大地の守り手である生産者、料理人と触れ合っていく。そこで語られる力強い言葉と、彼女のまなざしが日本の「美しさ」を浮き彫りにする。日本、そして彼女の拠点であるカリフォルニア・バークレーでの取材を通じて、「おいしい革命」の探求へと向かう。

公園でみんなでつくる映画館

Hisaya-odori Parkは、名古屋市の中心に位置し、地域住民の方から、国内外の観光客が集う場として重要な役割を果たしています。
この場所で、食べ物や生き方など、環境など様々なテーマで人々が交わり、学び、共感を深める場を生み出すことが、公園が提供する「文化のインフラ」としてとても大切だと考えています。
「ヒサヤシネマ」は4月から10月の間だけ現れる、芝生の上の野外映画館。
2024年最後の上映は、公園と縁ある方々ともつながりが深い映画をセレクトしました。
この夜しか聞けない話もきっとあるはず。
食欲の秋、芸術の秋。そして芸術の秋。

 


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■登壇者について

映画にちなみ、この東海地方で土と向き合う生産者や公園と縁ある方々を招いて、「食べることは生きること」をテーマにトークセッションを行います。

【ゲスト】


01

飯尾うららさん
愛知県津島市で、体験農園みんパタプロジェクト、かき氷と沖縄そばの店INUUNIQ VILLAGEを運営する傍ら、暮らしの朝市を主催。甚目寺観音暮らしの朝市、東別院暮らしの朝市、Hisaya marketなど、作り手と買い手が直接に繋がる場所づくりを展開中。1979年生まれ。3児の母。

暮らしの朝市
https://higashi-asaichi.jp/


02

中山健さん
つちのこ農園(岐阜県東白川村)

大阪市生まれ。岐阜県東白川村在住。大学卒業後18年大手メーカーで営業を経験後、2015年4月『土の子農園』開業。
東濃桧のバークと飛騨牛糞を発酵させた地産地消の堆肥で土つくりをし、標高550mの絶景の畑で野菜を栽培。『旬』にこだわり、土つくりにこだわり、無農薬・無化学肥料栽培にこだわり、おいしい野菜を皆様にお届けできるように頑張っていきます。

https://www.instagram.com/tuchinokonouen/


03

寺園風さん
松風カンパニー 八風農園

有機農家を志し、名古屋から三重県いなべ市に移住、2013年より「八風農園」を開く。自然系農法を用いた5ヘクタールの畑で、旬の野菜、古代小麦、ライ麦、米を無農薬・無化学肥料、自然派農法で年間80種類ほど栽培。
ドイツパン店を営む奥さんのために小麦とライ麦も栽培したり、醤油作りやビール、日本酒も原料から栽培してつくることに挑戦。自慢の野菜は宅配のほか、名古屋の飲食店等にも販売。夢はみんなの食卓をそろえること。

https://matsukazecompany.com/happu


04

暮らすファームsunpo

暮らすファームSunpo/農LAND BEER 2012年、有機農業を営むため白川町へ移住。 米、原木椎茸、大豆、野菜の栽培のほか、源流を歩いて登るシャワークライミングのツアー催行やオーガニックバーベキューの提供、キッズサマーキャンプの開催など里山アクティビティにも力を入れている。2023年からはクラフトビール醸造をスタート。<土をこの手に取り戻す>をコンセプトに、農産物や里山資源を利用したクラフトビールを販売中。


05

児嶋健さん
1980年生まれ、岐阜県有機農業アドバイザー。
製造業のメーカー勤務を経て、有機農家になるべく移住&独立。
土づくりや地域資源の循環にこだわりる手法で作物を栽培。近年は「おもしろい里山で社会を変える」をモットーに、地域の活性化を図るべくクラフトビールの醸造を開始。出店やイベントを通して、里山と都市をつなぐ活動に力を入れている。


児嶋陽子さん
1981年生まれ。広告制作のディレクターを経て、コピーライターの経歴も併せもつ。
2016年<道草Sunpo>を立ち上げ、山野草や畑で栽培した草花を使用したリースやスワッグを制作。年末には自家栽培の稲わらを使用したしめ縄飾りを制作、全国に販売している。
また、里山に人をよぶことを目的に、年に数回の不定期マルシェ<ヒュッゲマーケット>を開催。

https://farm-sunpo.com/


06

小野寺愛さん
日本スローフード協会理事・映画プロデューサー

一般社団法人そっか共同代表。日本スローフード協会理事、エディブルスクールヤード・ジャパンのアンバサダー。NGOピースボートに16年間勤務し、世界中を旅する中で「グローバルな課題の答えはローカルにある」と気づき、神奈川県逗子市にて海と森を園庭とする保育園「うみのこ」や小学生放課後の自然学校「黒門とびうおクラブ」の運営に情熱を注ぐようになる。子ども・自然・食がライフワークで、翻訳本に米国オーガニックの母アリス・ウォータースの新著『スローフード宣言~食べることは生きること』(海士の風)、2024年には映画『食べることは生きること~アリス・ウォータースのおいしい革命』をプロデュース。

趣味はカヌー、畑、おせっかい。三児の母

・そっか:http://sokka.world/
・日本スローフード協会:https://slowfood-nippon.jp/
・エディブルスクールヤード・ジャパン:https://www.edibleschoolyard-japan.org/

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■プログラム

[17:15]
開場

[17:55]
Hisaya-odori Park 紹介

[18:00-19:05]
スペシャルトークセッション「食べることは生きること」

映画上映前の小野寺愛さんによる映画に関するイントロダクション

[19:05-20:11]
映画上映(66分)

[20:12-20:25]
休憩&映画を観た上でのそれぞれの「おいしい革命」感想共有

[20:25-20:40]
感想共有

[20:40-21:00]
歓談タイム

※内容は変更になる場合があります

上映開催日の10月10日の日中は、月に一度の「ヒサヤマーケット」も開催。
登壇する生産者さんの食材やお弁当などの楽しめます。
秋の1日を是非Hisaya-odori Parkでお過ごしください。


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